2011年4月17日日曜日

ツールド八ヶ岳

2時半起床。
昨晩21時に寝たので寝覚めは良い。
のんびりコーヒーを淹れていたら3時を回っていたので慌てて出発。
3時10分。
関越に乗ったのが3時40分過ぎ、佐久を降りたのが5時半、現地に6時5分前に到着。
受付が6時半からなのでそれまで寝る。


レースは9時14分スタート。
スタート地点に車を止めたのでギリギリまでグダグダ出来るから八ヶ岳は楽だ。
アップ代わりに軽く登ってちょこっと脈を上げる。
アップになってないけど距離が長いのでこれで良いや。
沖縄後5㌔増えた体重のせいで、うまいこと開き直れたようだ。
気合いがイイ感じで入ってない。

スタート地点で今日のライバルをチェック。
まずベイパーのOさん、で、竹芝のHさん。
Hさん、事前の情報ではヤビツのタイムが同じくらいらしい。
うーむ、今日はこの二人をマークだ。
決めた。
タイムは二の次。
新しいジャージは表彰台の真ん中が似合う。
とにかく勝負に徹することに。


B21杯はMTBと同じスタート。
号砲と同時に15人くらいが飛び出す。
その中にロードの選手が3,4人くらい。
つまり同じカテゴリ。
竹芝のHさんもそこにいる。
Oさんは私をマーク。

2,3㌔過ぎてMTBのトップ2,3人が抜け出る。
Hさんは追わない。
Hさんの調子がわからないのでMTBトップを見送り、Hさんの後ろで暫く様子見。
後ろにはOさん。
Oさんは去年より3㌔落としたとのこと。
油断出来ない。
自分は沖縄後5㌔増、去年の八ヶ岳のときよりも重い。
幸いペースは速くない。
先週のリピート練のペースより少し遅いくらい。
先週10本同じペースでこなしているので、計算が立つ。
アタックがあっても落ち着いて対応出来るペース。
なので精神的に余裕がある。
ホント先週やっておいて良かった。
同カテゴリの選手の呼吸やらを順繰りにチェック。
やはりライバルはHさんとOさん。
このあたりでHさんに気づかれる。
一番前に出さされた。
しゃあない。
少し緩くなったところでケイデンスを上げて様子見と調子見。
うーむ。
結構調子がイイ。
やっぱりこのQ-Ringsはイイ!
こういうシチュエーションで相手に気づかせずにスルスル上げ易い。
MTBの3位か4位くらいの選手が良いペースで抜いていったので、それに合わせて更にペースアップ。
ヘビー級ではどうやら一人抜け出してしまったようだ。
MTBの選手のペースが良い感じだったのでずっと一緒に行けたらいいな、と思っていたら暫くしたら急ブレーキ。
残念。

ここからしばらく一人。
ケイデンスが80以下に落ちないように極力90を目指してクルクル。
あ〜、まだまだ先が長いなあ、と思っていたら後ろに気配がする。
サボり過ぎたか?
淡々と登っていると後ろの気配が全く消えない。
どうしよう。
同じカテゴリだったらやだなあ、と思いつつも後ろを振り向くのも弱気っぽくて嫌だったので、ロードレースをイメージして揺さぶりをかけてみることにした。
まずは周囲のペースに合わせてガクンと落としてみる。
前に出てこない。
む。
で、そこから急にペースアップ。
かなり苦しそうな息づかいがま後ろから聞こえるがしっかりついてくる。
困ったなあ。
とりあえず5,6回やれば千切れるかなあ、と思い、繰り返すことにした。
3回目くらいで息づかいが近づくまでの時間が伸びて来たので、次に追い付いて来たところで一気に上げてサヨナラした。
ふう。
本当に一人旅になった。
結構無駄脚も使ったぜ。

ここでおおよそ30分経過。
こういう走り方をするとタイムは出ない。
去年はMTBの選手と良い感じでローテ出来たので終始一定ペースで走ることが出来た。
今年は全く逆。
わかっちゃいたけど、気が付くとペースがついつい落ちてサボっている。
こりゃダメだなあ。
タイムは諦めた。
ここからはローラー台でLSDをやってるつもりで淡々と回すことにして、後ろから誰か追い付いて来たときアタック出来る脚を残すつもりで走る。

60分経過。
まだ距離が結構ある。
あと10分少々ではゴールに付きそうにない。
サボり過ぎたか。
ペースの合う人とローテ出来れば70分も、と思っていただけにちょっとがっかり。
そうこうしてる間に残り2㌔の看板。
ここから先は平地と下りがあって最後にちょこっと登ってゴール。
どうやら後ろの心配は必要ないみたい。
最後の200メートルだけがぁーっと上げてゴール。
勝ったかな、勝ったな、うん。


体重増もあったが、冬からの地味〜な、もの凄く地味〜なローラーメニューを馬鹿の一つ覚えのように繰り返して来た効果を、出力として確実に感じながら走ることが出来た。
もう少し体重が軽ければ72分くらいでは登れそうだ。
去年の八ヶ岳前までの練習はメニューらしいものをやり始めた頃で行き当たりばったりの部分も大きかったので当然と言えば当然だけど、40歳を超えて強くなってることを実感出来るのは素直に嬉しい。

このタイミングで安易な中止を選択せずに開催に尽力頂いたスタッフの方々には感謝の言葉も無い。
ゴールまでの道はキレイに除雪されていた。
ボランティアで雪かきをして下さったとのこと。
ツールド八ヶ岳は今年で25回目。
ローカルな大会だけど、メジャーな大会に無い独特の雰囲気を持っていて好きな大会だ。
昔やってたマウンテンバイクのレースのような雰囲気。
来年も絶対出よう、と心に誓って八ヶ岳を後にした。

せっかくなのでここから先はもう一つ踏み込んだメニューをやってみたい。
どこの能力をアップさせたいのか、はっきり自覚してないので、何をやるのか決めかねているけれど、まずは出るレースを決めないとその辺は固まらない。
夏、秋とどうなってゆくのか、楽しみだ。

1 件のコメント:

iron_keitan さんのコメント...

おめでとうさん。レースをコントロール出来るって楽しいよなあ。専攻は違えど僕も頑張ります。
お留守中に雛鶴行ってみました。ゆるゆるとだけど楽しかったよ。