2011年11月26日土曜日

ズブズブ



新東名のオープニングイベント、ロードレース95kmオッサンクラスに参加。
勝つつもりで参加したのだが、結局、初めからスプリントで勝つつもりだった人と、自分の様に極力スプリントを避けて勝ちたかった人の差が、結果の違いになったということだろう。
悔しいけど楽しかったのでヨシとします。
ウメ師匠すいません、勝てませんでした。











4時起床。
trekアニキと待ち合わせて4時半出発。
5時半過ぎに沼津に到着。コンビニ寄って現地入り。
完成前の新東名なので工事中のの道路を走って会場に向かう。
真新しいアスファルトをタイヤが噛む音がする。
天気は快晴。
気温は6〜7℃くらいか。
かなり寒い。
受付会場が駐車スペースから遠かったが時間ギリギリまで食べたり準備しながら過ごす。
アニキはトイレが近い。
緊張しているみたい。

スタート
自分のオッサンクラスは8時23分スタート。
お友達の競輪選手も同じクラス。
幸い長塚選手は若いクラスらしいが、スプリントになったら勝ち目が無いのが分かっていたので復路のどこかで逃げられたら逃げようと思って走り出した。


往路
路面はキレイだったが、横のコーンや未完成のガードレールが気になる。
とにかく安全第一。
ペースはかなり遅い。
序盤の緩やかな登りも30km/hくらいまで速度が落ちる。
下りに入ると結構加速。
ところがいきなり工事中の区間が出現、しかも段差が!!
そのまま真っ直ぐ突っ込めば良いものを変に斜めになるヤツやブレーキをかけるヤツが居て危ないったらない。
ど平坦だけどたった30kmでヘロヘロのヤツも混ざって来て、しかも平坦なので中途半端に千切れずに更に危なっかしい。
わかっててココにしたのは自分の責任ではあるけれど、ゴタマゼオッサンクラスは真っ直ぐ走れない人が多い。
ピンクの某有名ジャージの選手はサドルが高杉でペダリングでフラフラ。前入るなよ・・・・
一番酷かったのは自分からラインを変えてぶつかっていきながら、相手に向かって怒鳴ってたヤツ。しかも何度もやってた。
コイツ、C59に乗ってんだよなあ。
コルナゴ乗りにあるまじき、マナーの悪さだ。
バカっぽかったので近くに寄らないようにして、大丈夫そうな人に声を掛けながら進む。


復路
折り返しの手前で少し速度が上がったが安全に折り返しをクリア。
そこからユルユルと長い登り。
かけるつもりはなかったのだが、他の選手の考えを知りたくて、なるしまのS藤さんに声をかけてスルスル上がってみる。
これで10人くらいついてくれば逃げてしまおう、と思ったのだが誰も付いてこずに離れてしまう。
登った後は長い下りでしかも向かい風。
仕方が無いのでポジションを下げる。
S藤さんと『どこで行きます?』『72km過ぎくらいからの6km、2%でリストラしたいす』とヒソヒソ話。
ここでガーミンが仕事をしていないことに気が付く。
隣の人に聞けば既に60km走ったとのことだったが、自分のはまだ45km。
何だよ〜、その中途半端な数字は・・・
距離を見るのは諦め、trekアニキに『70km過ぎから行きます』ので教えて下さい、と伝える。
ところがいざ登り区間に入ったら結構向かい風がきつくて、しかも意外と斜度が無い。
ちょっと頑張って何度かアタックしてみたけど、後ろは全く問題なく付いて来る。
それでも脚があるのが10人前後いれば逃げ切れると思ったのだけど、飛び出しても同調者は精々3人くらいで逃げを打つことは出来なかった。
約5km下ってから最後の登りが約10km、しかもユル〜い登り。
この時先頭から下りて左端15番手くらいを走っていたのだが、突然右斜め前でサーベロの選手がハスってバイクコントロールを失う。
前後左右囲まれてる中でドリフトを2、3回して、急減速。
景色が後ろに流れた直後にガシャガシャンと嫌〜な音。
クワバラクワバラ。
人残り過ぎだよ〜。
ここにきても最後のスプリントはやりたくなかったので何度か逃げを試みるが、結局逃げたいのが少数派でローテは数人。
殆どが付き位置でスプリント狙いで脚温存モード。
しょうがないので前10人以内あたりで適当に流しながらラスト2kmの折り返しに。
折り返しも無事クリア。


ゴール
最後は下り2kmのスプリント。
そこまで脚を貯めていた人達がどんどんかぶせて来る。
怖え〜。
流石に斜行する人はいないが前が完全に塞がれている。
残り1km
奇跡的に前が開く。
早いのは分かっていたけど今行かないと場所が無い。
スルスル上がる。
ラスト500m
前は誰もいない。
う〜、早過ぎる。
いかんいかん。
最後まで保たん。
視界には右10m前あたりに4,5人。
少し加速。
ラスト300m
後ろからかぶせて来る人に乗りたかったが自分のラインからは誰も来ない。
仕方が無いので最後の加速。
一気に2番手まで出るがラインが遠過ぎてスリップに入れない。
これは届かんなあ。
ラスト100m
まだ2位。
ラスト50m
先頭の選手の後ろに飛び乗って来た選手が遠くを横から抜いてゆく。
う、表彰台が〜
とその後ろから集団がっ!
ラスト20mで飲み込まれそのままゴール。
最後の勢いの差で7,8人に刺されてしまったのではないでしょうか。
まさにズブズブのゴール。

今年最後のレースで、結果が出せず。
反省点は多々あるものの、楽しかったのと、無事ゴール出来たので良しとしましょう。
落車祭りと言っていいくらい、落車が多かった。


ノブちゃんの擦過傷が痛々しかった。でも良く骨折してないなあ。
上手い人はこういう時も被害が最小限。

マコッチ&みずちゃ夫婦の怪我が無くて不幸中の幸い。
マコッチも良く落車しなかったもんだ。バイク乗りってこういう時ホント凄い。

隊長は・・・・・・・・・・・・お約束。







































レース後にヨシ君が使っていたgokisoハブを体験させて貰ったがまさに異次元の感覚。
とんでもないものが出来たもんだ。
値段がまだ一般的とは言い難いが、今日の様なレースでは反則に近いのではないか。
その後自分の自転車についているDT240ハブが異様にゴリゴリしている感じがして明日から自転車乗る度に気になりそうだ。
数年後のTT系競技、トラック系競技はこのハブがデフォルトになると思ってしまうくらいの感動だった。


使用機材
colnago EPS
FFWD F5R
冬用アンダーに半袖半パン、アームウォーマーとニーウォーマー

2 件のコメント:

ニャロメ さんのコメント...

お疲れさまでした。ニャロメです。

狙っていたのですかー。スプリントはタイミングと混み具合もあって難しいですね。M田さんでしたらエリートでも逃げにのって逃げ切れると思うのですが・・

いつか小田原城往復とかご同伴できるといいですね。でも早川漁港で朝ごはん付きがいいかな。

みずちゃ さんのコメント...

レース後、困ってたところを助けていただいて本当にお世話になりました。

ありがとうございました。