天気予報の通り、スタートする頃からぱらぱらと降り始める。
昨晩の夕食はいつもの地元の食事処だったのだが、あまりに段取りの悪さと手際の悪さに、ビールとウーロン茶の値段が一緒という暴利が加わり、怒りを通り過ぎ呆れてしまった。
観光客予備軍である参加者が、数少ないリピーターとなる絶好のチャンスというのに、これではプライベートで二度と来たいと思われないではないか。
何と言うか、非常に残念。
朝市も、スタート時間より遅い普段通り朝8時から。
これで、観光客が減ってる、と言っても、んなもん当たり前やん、と思ってしまう。
あんまり悪口は言いたくないが、何だかなあ。
おもてなし、が流行ってるけど。
雨の中、スタート。
時間を追うごとに雨が激しくなってくるが、土砂降り、というほどではない。
でも、前走者の後ろを走れば泥水をかぶる状況は続く。
こういう日は落車、パンクがとにかく多いのだが、幸い木ノ浦までに落車している参加者は見当たらず。
でも、パンクが多いこと。
木ノ浦の上りの途中でも、2人が立ち往生。
サポートカーを呼ぶのに3往復。
これも能登。
昼食前の激坂は無くなり、緩やかな上りに入る頃には雨が上がっていた。
ラスト10番手位で昼食会場に入ったら、足切りまでかなり時間に余裕がある。
余裕をかましていたら、時計が止まっていた。
10年を超える付き合いのsuuntoも遂にご臨終か。
しかし、雨の中の昼食ほどツライものは無いので、ラッキーだった。
油が切れたチェーンにオイルを挿して出発。
昼食後はすぐに桜峠。
今年は雨のせいで休憩桜峠で足切りにひっかかりそうな人はほとんどおらず、かなりらくちん。
伴走するだけで、皆マイペースで登って行く。
とはいえ、ラスト10人の間隔は開く一方なので、結構ギリギリ。
桜峠からは最後尾が出発後しばらくしてからスタート。
プロ選手と高速ローテするが、短い上りで付き切れしてしまった。
やっぱりS級の選手とはパワーが違う。
もともとスプリントが無いは分かっているが、付き切れは無いでしょ。
我ながら情けない。
体重が増えたので粘れなくなってる。
最近はプロ選手の間でもビッグギア化が流行っているらしく、ギア倍4倍とか、レギュレーションギリギリの4.58倍とか使う選手もいるらしい。
4.58倍と言えば、55*12。
一緒に走ったI選手も53*12を使っているとのこと。
流石のパワーだった。
クランク長は165ミリなので、よくも膝を壊さないものだ。
穴水に到着したのは最後尾から5番目くらい。
到着時点では50人くらいの参加者が休憩中だったのだが、ゴールに向けてどんどんスタートしてゆくので、あっと言う間に人が減ってゆく。
最後の足切りチェックポイントまで、皆最後の力を振り絞って進んで行く。
ここからがドラマ。
雨の能登島なので、暗くなってからのゴールはなるべく避けたい。
選手にハッパをかけながら最後のアップダウンを繰り返す。
無事明るいうちにゴール。
夜は勝雄館。
指導自転車のほどんどが集まったので、大宴会。
飯が美味い。
さすが能登島。
一方台風はどんどん近づいてくる。
明日の心配をしつつ、酔っぱらう。
とりあえず、飲むしかやることないし。
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