2011年2月7日月曜日

休養日 雑感毒舌ダラダラと

6時起床。

150キロ超を走ったのは沖縄以来。
SMPで見直したポジションは腿の前後の筋肉を従前より均等に使える様で、腹筋以下満遍なく疲労感がある。
昨シーズンの後半でモアパワーを求めてサドル位置がどんどん高く、どんどん前になってゆき、瞬間的なパワーを得た様な気がしていた一方で、代償として股関節やら膝やらだいぶん痛みも出ていたので、このオフはゆっくりリセットしたかった。
何となく弱くなってるような気もするが、何処かに無理をさせて得たモノは大概脆いものなので、体からのメッセージは謙虚に受け止めたい。
体幹から鍛えて少しずつ強くなる方が自分の目的には適っている。
あと30年は自転車に乗りたいから。


SMP
160㌔でも痛くならなかった。



雑感諸々
ローアウト精神という言葉がある。
といってもボート競技の世界の話なので全く一般的な言葉ではない。
ざっくり言うと、「限界まで出し尽くす」と言うのが近いのかな。
自転車の練習も強くなる為には自らどれだけ追い込めるか、というのが、特にスブリント力の強化、アタック力の強化に必要不可欠ではあるけれど、ボートのソレはほとんどキチガイ地味ている。
時々出し切ることが練習の目的化しているくらい。(もちろんソレは間違ってるけど)
ハルバースタムの「栄光と狂気」でも触れられていた箇所があったやに曖昧な記憶があるが、記憶として鮮明に残っているのは、まだ学生だった頃のアジア選手権の決勝レース。
フォア(コックスが居たか居なかったかは忘れた)の日本代表が接戦を制し優勝したのだが、4人の漕手のうち二人がゴール直後に救急車で搬送されてゆき、結局表彰式には戻ってこなかった。
やっぱりここまでやらなきゃたどり着けない世界なんだな、と感じた瞬間。
なんでこんなことを書いたかと言うと、昨日皆と走ってみて、まだまだ自分に甘いなあ、と感じたのと、自転車はボートより不確定要素が多いのでそれでも何とか走れてしまうよなあ、という違いが面白かったから。




八百長問題
八百長の何が悪いのか、と思う。
問題なのは金銭の収受、背後にある相撲賭博、暴力団との癒着であり、八百長そのものは大きな問題ではない、と思っている。
むしろあれだけ閉じた世界で、相手もほとんど変わらず、大きな怪我が即引退に繋がる格闘技の世界で、星の貸し借りが無いと考える方が人が良過ぎるというか頭が悪過ぎる。
長く競技生活を続ければ続ける程給料が上がってゆく給与体系一つとっても、制度設計から間違ってる。
大体そもそも相撲は相手を殺すまで殴っていたのだから、それを放棄して「興行」とした時点で潔く諦めるべきだったのでは。
ブロレスの潔さを見習うべきだ。
誰がどう見ても八百長というかシナリオがあり、でも彼らは絶対に認めないぞ。
言い訳をする現役やOBを見ていると既得権にしがみつく醜悪なデブの集団にしか見えない。言い過ぎかね。
せめて税金はおとなしく払えよ、とサラリーマンとして思う。

自転車競技でも勝ちを譲ることがある。
これを八百長だ、と言い出したらロードレースは、特にステージレースはつまらなくなる。
アメリカ人ならいざ知らず、日本人にはその辺りのメンタリティが理解できるはずなんだけど…



AOB
コンセプトは各人バラバラだけど、強くなりたいから一緒に練習している、というところは大差ないはず。
練習として参加する以上、練習を終えた別れ際には皆にとって良い練習の一助になったと、思って貰える様に走りたい。
もちろん自身も良い練習が出来た、と思いたい。
何せ週一回半日のチャンスなので。
また、練習モードでない時でも、流しながらもそれなりに走って、皆の走り、皆との走りを楽しみたい。
皆が皆、カリカリ走らなくても良いし、まじめに走りたいときにキチンと練習出来る、という相反するものを持ち合わせている、その辺のスタンスの違いを受け入れる緩さがAOBの魅力と感じている。
自分としては集まったメンバー、コースを考えながら、まずは最後にローテに残っていること、次にゴールに向かって絞り切ることを気をつけて走りたい。
お、今日はあの人がいるからローテはこのくらいにしておいて、とか、そんな感じ。
できればそこに不確定要素として、他のチームの人がフラッと来て、練習にアクセントを加えてくれると最高なんだが。

参加者の数だけ求めるものが増えるから最大公約数的になるのは仕方が無いけれど、流石に何年も自転車に乗ってるので自分だけ気持ち良くなってオシマイ、ということはやらなくなった。
金沢で自転車の楽しさに出会い、ナ○シマでEランからA班を経て色々経験したが、頭打ちの感もあり、自ら考えて場当たり的ではない練習をしよう、と変えたのが一昨年のこと。
家族持ち故拘束時間の長いA班の練習には顔を出さなくなって久しいが、Eラン、A班での段階を経た上での今なので、今のAOBの練習に求めるものもそれなりにあるし、それに応えてくれるメンバーもそこに居るというのが何モノにも変え難い。
その辺をひっくるめてのAOBだと思うのですよ。
開いているか、閉じているか。
流動的なのか、固定的なのか。
名前とか、ジャージじゃ無いんだよなあ。
あ、言っちゃった。
ま、一つの意見として明日の飲み会へのネタの提供。



おまけ
ハンドルのキズは丁度視界に入る場所なので凹む。
当たり前のコトをやらないと悪い方に振れた時の代償も大きい、という典型。
皆様、他山の石として下さい。
たいした話ではないけれど。

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